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田邊 朔郎 先生(1926卒業アルバムより)
両側面の鉄骨は高覧を設置するためのもので,橋の躯体自体を支えているものではない.
結構深い断面欠損だが,錆汁はなく,鉄筋露出もない.軌条などが使われたとのことで,今風の鉄筋は入っていないのかもしれない.これを見ると,渡るのが恐くなる.
セメント分が溶脱しているのか,窪みになっている.上面からの水の浸入・漏水によるものと思われるが,上面から見る限り,ひび割れや分割施工の形跡は認められなかった.
施工上のジャンカなのか,供用中にセメント分が溶脱したのか.
溶脱のため珊瑚のようになっている.
ひび割れ注入や表面モルタル補修仕上げがなされているので,元のコンクリートの様子は不明.ただし,表面モルタル補修にもひび割れは多数.
なお,高覧は後に設置されたものとのこと.
Structural Materials Engineering, Kyoto University This page last modified 2006/06/13 Count since 2004/03/23, site founded 1997/01/04